Kuniメモ


京都 伊根の舟屋

「観◯光 ART EXPO2011」二条城会場を観た後、思い付きで「伊根」 に向かいました。

時間的に無謀な気もしましたが、とりあえず京都駅から天橋立へ、

天橋立駅構内の観光案内所で「今から伊根に行って、今日中に京都に帰れるのか?」聞いてみると、ちょうど10分後に伊根に向かうバスがあり、出発までの時間で天橋立観光まで含めたタイムスケジュールを時刻表とにらめっこしながら作ってくれました。

バス、遊覧船、ケーブルカー、観光船を乗り継ぐルートで、便数が限られているので、1つでも乗り遅れてしまうとアウトという綱渡りスケジュールです。



行きのバスは途中から貸切。木箱と南京錠でできた「ご意見箱」がローカルな雰囲気を演出してます。



海は透明度が高くて綺麗でした。

船着場前で降りて、一人で船を待っていると、大型観光バスに乗って団体客が合流してきました。船の上では団体客の添乗員さんが個人客もまとめてガイドしてくれてお得でした。

伊根

伊根の舟屋です。海岸線にそって並んでいます。

伊根



遊覧船からはこの距離が接近の限界でした。生活の場ですからこのぐらいの距離が必要なのかもしれません。





遊覧船観光の後は、天橋立へ戻ります。



有名なビュースポットのひとつ「股覗き」の場所までケーブルカーで4分。



「股覗き」から観た天橋立です。もちろん堂々と「股覗き」をしました。
股覗きで見てみると、天空の橋と言うよりは天球に橋がへばり付いているような、水の中から橋を見上げているようでした。

ここの下の船着場から対岸の天橋立駅までの観光船の時間の都合で、上には10分しかいれませんでしたが、十分でした。


おまけ > 観光客のカッパえびせんを狙うカモメ(だんだん近づいてくる)



水・TAO

水前寺公園

水のお勉強の為、熊本へ行ってきました。熊本市は人口73万、30万世帯の上水を全て地下水でまかなっている珍しい都市で、至る所で地下水が湧き出ています。訪れたのは警報も出るほどの豪雨の翌日でしたが、常に大量の水が湧き出ているので水は信じられないくらい透き通っていました。(写真は水前寺公園)

水、といえば飲み水だけではなく、農業にも工業にも必要なもので、潤沢な水を求めて企業が進出し、雇用と税金で地元に貢献するということです。
富を生むけれど、彫り過ぎると枯渇するのは、石油と同じですが、熊本の水は、山に降る雨がアスファルトなどで弾かれず地下に染込めれば、特別な溶岩で出来た治水システムに水が貯まり、大量の水を使い続ける事ができるそうです。コレをお財布に例えると、収入と支出で、このバランスを保っているかぎり、水はタダ同然の都市を維持できるというのです。私の地元は収入が無くなって、よく渇水していました。

熊本に行く前に、友人の招待でTAOの講演を観に行きました。ステージには大きな滝の絵が描かれていて、待ち時間は常に水のせせらぎが聞こえていました。偶然ですが、水に縁のある週でした。


天開稲荷神社 奥の院 (太宰府天満宮の奥)

沢山の方に支えられて、独立3年目を迎えることが出来ました。
皆様のお心に感謝致します。

本年もどうかよろしくお願いします。

天開神社

学問の神様で有名な太宰府天満宮は、子供の頃から何度も訪れている場所です。お参りの後、厩で白馬に人参をあげ、その奥の茶屋で梅ケ餅を食べる。これが子供の頃のお決まりのコースでした。そのお茶屋さんのさらに奥には、レンガのトンネルと丘の上にお稲荷さんがあることは知っていました。が、怖いのです。見下ろせば太宰府遊園地があるのに、音が聞こえないからです。

そこが京都伏見稲荷大社の分霊で九州一のお稲荷さんであり、流行りのパワースポットで、手作りの古墳まであるというので、勇気を出して行ってきました。

やはり静かです。が「地形の関係かしら」と分析する余裕があります。大人になりました。

天開神社

これが奥の院(手作り古墳)です。中に入ると落ち着きます。縄文時代、穴ぐらで生活していた遺伝子の記憶でしょうか?


今村天主堂

 

今村天主堂は、稲作が行われている筑紫平野の真っ只中、今村という集落に建っています。今村は隠れキリシタンの里でした。周りは典型的な平野部の稲作地帯ですので「隠れ」という言葉がまったく似合わない見渡しの良さです。この隠し事が筒抜けてしまいそうな場所で、200年以上孤立しても信仰を守り抜いたそうです。(長崎などは、互いの地域で交流があったらしいです。)



平凡な集落の中に建つ天主堂のスケールはインパクトがあります。それは、禁教が解かれても残る偏見を、立派な教会を建てることで払拭しようと発起し、完成させた経緯があるからだそうです。赤レンガで覆われた壁面の質感、さし色的に使われた白い石のアーチ、八角形の二つの塔が作る立体感が表情を豊かにします。石とレンガと瓦のどっしりとした重厚感と天に伸びる二つのラインは威厳が漂います。

設計は鉄川与助。彼は長崎を中心に多くの教会を残しています。今村天主堂を立てたのは30代前半だったそうで、尊敬します。

窓はフランス製のステンドグラスなのですが、訪れた時は残念ながら曇りでした。


見学は自由ですが、中は撮影できません。
現役の教会ですので、見学の際は行事の日程にご注意ください。




駐車場が分からず、天主堂の前の個人商店でお尋ねしたら、親切に教えてくれたおばちゃん。その後も入り口が分からずオロオロしていたら、遠くから「(入り口は)左よ〜」と声をかけてくれてありがとう。「せっかく来たのに曇りで残念だね」と心配してくれたけど、帰りには太陽が少し差し込んでくれましたよ。



桜井神社

 

友人たちと行きました。
以前「由緒ある場所なので、一度は訪れたらよい」と勧められていました。行ってみて納得です。
本殿とは少し離れた小高い場所に、茅葺き屋根の建物が3つ連なった大神宮が建っています。ここは空気が違います。あまりの静けさに、長居をしては神様に失礼があるのでは?とオドオドしながら写真を撮り、早々に引き上げました。



大神宮への道の途中にある御神木です。



御神木の根本は蔓植物に覆われていました。一箇所だけ「触っていいですよ」というように蔓のない場所があったので、お触りをしておきました。



東京江戸たてもの園



東京国立博物館の次は「東京江戸たてもの園」に行きました。写真の前川國男邸やスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」の取材に使われた子宝湯など、貴重な建物が移築展示されています。

行って一番に驚いたのは、全ての建物に(靴を脱いで)入ることができ、廊下や部屋を歩いて回れることが出来るのです。「おじゃまします」という感じです。
重要な資料ですし、とても手入れが行き届いているのに開放的で、来館者にここまで親切な展示は類がないと思います。



たまたま居合わせた建築好きの姉妹。彼女たちも家を存分に楽しんでいました。



「(日本の)家のつくりようは夏をもって旨とすべし」と徒然草にあるそうですが、前川邸はクーラーがなくても、風通しがよく、外は炎天下でしたが汗一つかきませんでした。

ここにおられたボランティアの方は、前川さんをとても尊敬し調べられていて、非常に興味深い解説をしていただきました。居合わせた姉妹の保護者の方も建築やアートに興味がある方で、前川邸のリビングで建築と景色について語りあうひとときを過ごしました。

他に写真館、農家、和洋折衷で仏間の前にシャンデリアがある家、下町の店などがあります。

入園料はたった400円です。

>東京江戸たてもの園




北九州市立美術館


以前、駅から北九州市立美術館への道を地元の方に尋ねると「上ですよ」と立体空間的返答をされて、?となりましたが、指を指された方向へ向かって歩いて行くと「上」の理由に納得。急な坂道をひたすら登ると、眺めのよい丘の斜面にニョキッと突き出た建物が見えてきます。別名を「丘の上の双眼鏡」という、大分県出身の建築家、磯崎新氏の作品です。

先月「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」を観るために久しぶりに訪れました。ナビに従って車で行くと前回とは逆方向から向かう道順になり、今回は下ってたどり着きました。
目的の「パラス・アテナ」を観て大満足で美術館を出ると、テラスからは海と工場地帯が見下ろせて、その景色に興奮しました。

工業建築物フェチの友人を誘えば喜んだことでしょう。


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